お祭りラッシュ:-)
今回はお祭りの事に触れてみます。実は川根本町、お祭りがたーくさんあるんです。というのも、川根本町は地区が細かく分かれています。私の住んでいるのは下長尾地区、役場があるのは上長尾地区、よくお世話になっているガソリンスタンドの場所は徳山地区、など。それぞれの場所で独自のお祭りをやっているため、自然とお祭りも多くなるのかも。特に、川根本町は面積的にはすっごく広いの(゜゜)!
お祭りと聞けば、屋台があって、みんなで踊って… というイメージがありますが、ここのお祭りは儀式みたいな感じです。 そして今がお祭りラッシュ! 私は今、歴代協力隊が住んでいた徳山地区で行われている、徳山盆踊りの練習に参加させてもらっています。盆踊りと言っても、その内容は「ヒーヤイ（女の子たちによる舞）・鹿ん舞（鹿や、ひょっとこ（火ヨ男）の面をかぶって行う、男の子たちの舞）・狂言」の３つで構成されています。この踊りはとても独特。県の無形指定文化財にも登録されています。８月１５日に行われるので、レポートはその時に!
今回は７月に行われた平谷の流したいと、徳山地区の愛宕地蔵のお祭りを振り返ります。
流したいはもともと、1828年、大井川で洪水による災害が起こった時に亡くなった方が大勢いたところから始まります。水の恐ろしさを知った住民の方たちは、特に津島神社の疫神送りの行事にちなんで、火を焚いて川に流し、津島神社に奉納すると共に、難を水に流す「ながしたい」を行うようになりました。
・・・といういきさつがあるのですが、現在は午後になると、地区の人たちが河原に集まり、そこで１から川に流すたいを作って行きます。 人工物は針金だけ。あとは藁を使って土台を作り、竹で火をともす場所を作り、火が燃えるようには松の根っこを使っています。大きいのに、ちゃんと水にバランスよく浮いて、すごいなーと思います。
もともとは津島神社に奉納ってことで、津島神社に向けて川に流していたらしいんだけど、今はダムが作られたため、途中で中部電力の人が回収するらしいです(;_:)
愛宕地蔵のお祭りは徳山で行われます。これは安産・子どもの成長を願って行われるお祭りです。
愛宕地蔵のお祭りに関わるのは、徳山地区でも12班。徳山の中でも、班に細かく分かれているんですね。そして、その愛宕地蔵のお祭りは、12年に1回当番が回ってくるらしいです。12年に一回って、前何やったか忘れちゃうと思うし、メンバーも変わってるだろうに… すごいなーとびっくりするばかり。そして今回、歴代の協力隊や私もいつもお世話になっていて、協力隊のお父さん的存在の南さんが当番組だったため、私もお手伝いに参加させてもらいました（●＾o＾●）
まず飾り付けから。前の記録を見ながら、「こーじゃねーか?」って、みんなで準備を進めていきます。 準備が終わって、お念仏をとなえてもらったあと、ナンマイダ―という儀式に入ります。みんなで畳に輪になって座り、数珠を回していくのです。数珠は全てちゃんと手で触るようにしてまわします。ところがところが。これ、まわすのが遅いと、溜まっていくんですよね！そしてこれ数珠だから、溜まったら持ち上がってきて、上に跳ねたり横に跳んだり、顔にアタックして来たり・・・恐ろしかった―――！！！（笑）
それが終わったら、各家庭に、お札や供物を届けに行きます(^_^)/
だいたいお昼になると暇－になる。家庭にお札などが回ったら、当番組以外の地区
の方がそれぞれ神社までお参りに来て、当番組はその対応をするんだけど、人が増えるのは夕方からだそう。午後は比較的のーんびり過ごしました。
夕方、人が増え始めてきました! また、夜になると、子どもたちは花火タイム☆私も今年初花火ができて嬉しかった～～!
お祭りってやっぱりすごい。人が集まるってすごい。
雰囲気が生まれて、パワーが生まれて、一体感が生まれますね。
場を大事にして、楽しんでいきたいな:)
