まるごと 川根本町日記

緑のふるさと協力隊21期生、川根本町8代目の協力隊のブログ。

お茶摘みだー!

4月20日の事ですが、いいお茶がたくさんできることを祈って
献茶式とイベントが行われました(*^^*)

 

私は茶娘に変装!SLにも無料で乗れてラッキー☆の

日だったのです。

 

そして、その献茶式の時に使うお茶があるのですが、

そのお茶を作るために、4月19日、農林業センターのハウスで

育てているお茶の手摘みをしました!

 

家で伸びっぱなしになっている茶畑で、
適当にお茶を摘んだことはあったけれど、
実際にちゃんとしたやり方でお茶を摘むのは初めて。

 

献茶式用のお茶ということで、一針一葉(又は2葉)
を基本にお茶を摘んでいきます。爪で摘んではダメで、
指の腹で摘んでいくのですが、ぷちぷち摘めてしまうので
作業自体はとても楽しかったです(^○^)

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お昼からは、摘んだお茶を手もみでお茶にしていく過程も
ちょこっとやらせてもらいました。 

 

お茶の手もみ保存会の方々がこの作業をやっておりました。

摘んだばかりのお茶を、25秒蒸す、ふたをあけて、さっと
茶葉をかき混ぜる、ふたをして10秒蒸す、蒸し器から降ろして
茶葉を冷ます、という作業を最初にします。 大変なのは、
蒸す時間と作業を正確にしなくちゃいけないこと。緊迫感すら
感じました(笑)

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私もやらせてもらいましたが・・・
文章では簡単に書けるけど、実際にやるのは難しいよ! 
いっぱい叫んじゃった(笑)保存会の方の厳しい声が飛びました('_')

 

そのあといよいよ手もみの作業です。これも、ただお茶を手でもむ、
というのではなく、工程がいくつもに分かれています。

 

手でお茶を降るようにしたり、二人がかりで転がしたり、ぎゅっと揉んだり。いくつもの工程があって、6~7時間かけて、お茶が出来上がります。その一つ一つの工程も、やり方があって、単に手だけではなく、腰や体全体を使って行う作業で、体全体の動きを手に込める感じです。すごく疲れます。

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機械で終わらせちゃう作業もありますが、手もみのお茶ってこんなに手がかかってるなんて。やってみないと、わからないことです。大事に飲みたいな、ほかの人にも、手もみのお茶をもっと知ってほしいなと思わずにいられませんでした。 

 

ということで、お茶の手もみ保存会に入会しました(笑)
この会は全国にあるみたい!鹿児島に帰ってもできるよって言われました。あなどってはいけません。手もみをするにも、資格というのがあるみたいで、その資格試験を受けるためには、3年間の下積みが必要らしいです。さらに、地域によって流派もあるらしい。奥深い!